最近の研究では頭髪に自己免疫反応による円形脱毛症ということが分かってきました。

Tリンパ球が毛根を攻撃してしまい、このために髪の毛が抜けるという現象が起きているのです。

（通常の免疫反応：体内にウイルスや細菌などの異物が入ってきた際にTリンパ球という細胞が異物を攻撃する。自己免疫反応：Tリンパ球が異常を起こし、正常な細胞を攻撃してしまう。）

自己免疫反応が起きてしまうきっかけとしては、ストレス以外にも風邪・睡眠不足・過度な疲労・胃腸炎・出産・ケガなどさまざまなものが考えられており、昨今においてはコロナ禍による脱毛症が増えているとのことです。

ある日突然に気が付く円形脱毛症は、男性に多い加齢による脱毛症とは別物で、
女性や幼いお子様でも発症をします。

男性よりも女性がやや多く、4分の1は乳幼児を含む15歳以下のお子様たちです。

最近の研究では「頭髪に自己免疫反応によって円形脱毛症が発症してしまう」
ということが分かってきました。

体内にウイルスや細菌などの異物が入ってきた際、Tリンパ球が異物を攻撃しますが、Tリンパ球が異常を起こし毛根を攻撃してしまい、このために髪の毛が抜けるという現象が起きているのです。

（通常の免疫反応：体内にウイルスや細菌などの異物が入ってきた際にTリンパ球という細胞が異物を攻撃する。自己免疫反応：Tリンパ球が異常を起こし、正常な細胞を攻撃してしまう。）

自己免疫反応が起きてしまうきっかけとしては、精神的ストレス以外にも風邪・睡眠不足・過度な疲労・胃腸炎・出産・ケガなどさまざまなものが考えられており、昨今においてはコロナ禍による円形脱毛症が増えているとのことです。

円形脱毛症は皮膚疾患の一つと考えられています。円形脱毛症に気が付いたら早めに皮膚科や専門医を受診しましょう。

治療にはステロイド軟膏を使用することが多いようです。症状によっては抗アレルギー薬やステロイドなどを内服薬や、患部に直接注射をするケースもあるようです。

また、自己免疫疾患の一つに甲状腺の病気があり、円形脱毛症と合併するケースがあるため、甲状腺機能の検査を行う場合もあるとのことです。

ある日突然に髪が抜け落ちてしまうショックは大きなものです。
治療中、外に出る機会を減らすというのはなかなか難しい問題です。
脱毛部分を見られてしまう不安やストレスを少しでも軽減し、治療終了に向かうことが一番です。

自分の髪を使ったアレンジ

ロングの方
簡単にできる1本しばりは、脱毛箇所を隠せる高さを見つけて崩れないようにしっかりと結んでください。
注意点としては、同じヘアスタイルで髪を引っ張っていると負担がかかって抜けやすくなってしまいます。
帰宅したら髪をおろしたり、休日はヘアバンドなどでカバーすることをお勧めします。

ショートの方
髪の毛を少し伸ばしてオールバック風にしたり、ヘアカット時に目立たないような髪型にしていただくと隠しやすいです。

ウィッグ
医療用のウィッグも種類が豊富にあります。全体をカバーするフルウィッグをはじめ、部分的にカバーをするヘアピースなど、
サイズもカラーもいろいろありますので、性別年齢問わず気になる箇所をしっかりカバーできます。